世界をめざす日本製スキーブーツ

1992年、海外有力ブランドと対等に戦うことができる、企画・設計・開発から製造・販売までを自社で行う純日本製スキーブーツを目標に、スポーツ事業部を設立。世界の頂点で活躍し、ワールドカップやオリンピックなどで勝利することができる高品質・高性能の日本製スキーブーツ。販売数量で市場シェアを競うのではなく、上級スキーヤーをターゲットとする高性能スキーブーツの開発で、高付加価値とブランド・イメージの創造をめざして出発しました。
製品開発におけるモットーは<性能至上主義>。レクザムスキーブーツの設計開発においてなによりも優先させるのは、用具としての性能を高めることです。スキー技術の変化に呼応して、スキー用具についても新しい性能が求められています。
トップレーサーやエキスパートスキーヤー達による地道な雪上テストを繰り返し、さまざまなトライを積み重ねることで、技術の革新に合わせて用具を進化させていくこと、日本人の足を研究し続け、トップレーサーやエキスパートスキーヤーだけでなく、初級者から上級者のニーズと滑りの要素を融合させ、一般のスキーヤーも満足する用具を創造すること・・・それがレクザムスキーブーツの<性能至上主義>です。

  • NICOLE HOSP (AUT) FIS ALPINE WORLD CUP 2002/2003 2002.10.26 Soelden (AUT) W-GS 1st.place

  • RAINER SHOENFELDER (AUT) 2006 OLYMPIC GAME 2006.2.25 Torino (ITA) M- SL 3rd.place

  • AIKO UEMURA (JPN) 2008 FIS FREE STYLE WORLD CUP WOMAN-MOGUL CHAMPION

History

1992年
  • ・隆祥産業株式会社(2010年に「株式会社レクザム」に社名変更)の一部門として、スポーツ事業部を大阪市西区新町(現所在地)に開設。
1993年
  • ・SPORTS JAPAN 1993 SPRINGに出展しREXXAMスキーブーツを発表。

    “REXXAM”は、REX(王者)とMAX(最大)を組み合わせた造語であり、「最大なる王者」の意を持っています。
1994年
  • ・ノルウェイスキープールに加入。
  • ・ノルウェイチーム・ヘッドコーチのディーター・バルチ氏とアドバイザリー契約を結ぶ。
1995年
  • ・SAJ公式用品委員会に正式入会。
1997年
  • ・REXXAMホームページを開設。
  • ・ドイツ・スキープールに加入し、ミリアム・フォクト選手がREXXAMを使用。
1998年
  • ・ドイツチーム所属のモニカ・ベルクマン選手と契約。
1999年
  • ・白河三枝選手が第36回全日本スキー技術選手権大会(岩岳スキー場)で女子総合優勝。
  • ・オーストリア・スキープールに加入。
2000年
  • ・白河三枝選手が第37回全日本スキー技術選手権大会、第27回全日本デモンストレーター選考会、第5回国際スキー技術選手権大会で女子総合優勝し、3冠を獲得。
  • ・オーストリア・フリースタル・モーグルチーム所属のマルガリータ・マーブラー選手がREXXAMを使用。
2002年
  • ・ソルトレーク冬季オリンピックに、上村愛子選手/マルガリータ・マーブラー選手(モーグル)/
    中西拓選手(エアリアル)の3名が、REXXAMを使用する選手として初めてオリンピックに参加。
  • ・第39回全日本スキー技術選手権大会で嶺村聖佳選手が女子総合優勝。
  • ・ニコル・ホスプ選手(AUT)がW-cup開幕戦のSOELDEN (AUT)で初優勝。
  • ・マルガリータ・マーブラー選手 (AUT)がフリースタイル・モーグル・ワールドカップTIGNES 大会(FRA)で初優勝。
2003年
  • ・上村愛子選手がフリースタイル・モーグル・ワールドカップLAKE PLACID大会 (USA)で初優勝。
  • ・アルペン世界選手権サンモリッツ大会 (SUI)でニコル・ホスプ選手が複合と回転の2種目で銀メダル獲得。
  • ・第40回全日本スキー技術選手権大会で嶺村聖佳選手が2連覇
2005年
  • ・佐藤久哉デモが第42回全日本スキー技術選手権大会で総合優勝。
  • ・FISアルペン・ワールドカップ初戦SOELDENのGSにおいて、ライナー・シェンフェルダー(AUT)選手が3位に入賞。
2006年
  • ・ドイツ・ミュンヘンのスポーツ国際見本市ISPO に出展し、ヨーロッパでの販売を開始
  • ・トリノ冬季オリンピックで、ライナー・シェンフェルダー選手(AUT)が、アルペン複合と回転の2種目で銅メダル獲得
  • ・佐藤久哉デモが第43回全日本スキー技術選手権大会で2連覇達成。
2008年
  • ・上村愛子選手がFIS フリースタイル・モーグル・ワールドカップで5連勝。日本女性で初の種目別総合チャンピオン獲得。
  • ・北見工業大学の鈴木聡一郎准教授(当時 *現学長)とスキーブーツ設計に関する共同研究をスタートさせる。
2009年
  • ・フリースタイルスキー世界選手権大会(猪苗代)で上村愛子選手がモーグル女子とデュアルモーグル女子で優勝し、2冠達成。
  • ・フリースタイルスキー世界選手権大会(猪苗代)で男子デュアルモーグルでも西伸幸選手が銀メダルを獲得。
2010年
  • ・株式会社レクザムに社名変更。
  • ・バンクーバー冬季オリンピックに上村愛子選手(女子モーグル)、西伸幸選手(男子モーグル)、瀧澤宏臣選手(男子スキークロス)の3選手がREXXAMを使用して出場。
2013年
  • ・レクザム登場20年を迎え、新たなコンセプトに基づくNewラインPower REXが登場。
2014年
  • ・ソチ冬季オリンピックに上村愛子選手が女子モーグルで出場。
2015年
  • ・柏木義之デモが第52回全日本スキー技術選手権大会において6度目の男子総合優勝。
2016年
  • ・堀島行真選手がFISフルースタイル・モーグル・ワールドカップの「Rookie of the year」を獲得。
2017年
  • ・堀島行真選手がアジア選手権札幌大会モーグルでシングルとデュアルの2冠を獲得。
  • ・堀島行真選手がフリースタイル世界選手権シェラネバダ大会モーグル(スペイン)で、上村愛子選手に続き、日本人男子初となるシングルとデュアルの2冠を獲得。
2018年
  • ・ピョンチャン冬期オリンピックにREXXAMを使用する堀島行真選手(モーグル)、田原直哉選手(エアリアル)、鈴木沙織選手(スキーハーフパイプ)3名が出場。
  • ・堀島行真選手がFISフリースタイル・モーグル・ワールドカップでシーズン3勝。世界ランキングも3位となる。
2019年
  • ・REXXAM EVOLUTIONをテーマに、トップモデルとしてのスキーブーツ性能と快適性を高次元で両立するNewコンセプトブーツR-EVOを発表。
  • ・堀島行真選手がFISフリースタイル・モーグル・ワールドカップで優勝1回、2位3回となり、世界ランキングは2位にランクアップ。