スキーブーツからマウンテンスポーツへ
DYNAFITは1950年、オーストリアのグラッツで、登山靴をベースとして皮革製のスキーブーツ「Humanic」の製造を開始する。
1973年には、オーストリアのフランツ・クラマー選手が、シュラドミング（オーストリア）のワールドカップ・ダウンヒル競技での優勝を皮切りに、数多くのタイトルを獲得し、スキーブーツメーカーとしての黄金時代を築いてきました。
アルペンスキーレースの世界で、輝かしい成功を収めていたDYNAFITですが、その一方で、山岳スキー分野への挑戦も続け、1998年にはスキーブーツの製造を中止し、山岳スキーを主体とするマウンテンスポーツの総合メーカーへと生まれ変わりました。
その後も、DYNAFITは、ツアースキーの世界に、かつて無い安全性と軽量化の向上をもたらし、トップアスリートや山岳ガイドなど、プロフェッショナルだけにとどまらず、幅広いマウンテンスポーツ愛好者に高い信頼と高性能な製品を提供し続けています。
History
- 1950年
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- ・オーストリア・クラッツでスキーブーツ「Humanic」の製造を開始。
- 1965年
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- ・5バックルのプラスチック製スキーブーツを開発、誕生させる。
- 1973年
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- ・フランツ・クラマー選手（オーストリア）がワールドカップ・シュラドミング大会（オーストリア）において、ダウンヒル優勝。
- 1975年
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- ・1974-1975シーズンから1982-1983シーズンにかけて、DYNAFITブーツ使用選手がワールドカップのダウンヒルで8年連続優勝。
- 1976年
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- ・フランツ･クラマー選手（オーストリア）がインスブルック・オリンピック（オーストリア）でダウンヒル優勝。
- 1980年
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- ・DYNAFITで初のスキーツーリングブーツ「Tour Extream」誕生。
- 1981年
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- ・「World Cup Competition」がスキーブーツとして世界初のIASゴールドシールを受賞。
- 1984年
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- ・TLTビンディングの原型となるLow Tech Frameless Skitouring Bindingを発表。
- 1989年
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- ・Low TechビンディングをDYNAFITコレクションに追加。
- 1990年
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- ・世界初の、ブーツ、ビンディング、テックシステムを開発。最軽量ツアービンディングの登場が世界中で話題となる。
- 1994年
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- ・世界最軽量のTLT4スキーツーリングブーツ誕生。
- 1996年
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- ・DYNAFITがKneisslに吸収買収され、DYNAFIT LLC（GesmbH）がオーストリア・モルヌで創業開始。
- 1998年
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- ・アルペン用のスキーブーツ製造中止。「Kneissel & Friends」の名前で赤いロゴを使用するDYNAFITスキー販売開始。
- 2002年
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- ・「DYNAFIT Sports Gmbh」に社名変更。DYNAFITによるABSアバランチエアバッグのディストリビューション開始。
- 2003年
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- ・2月にSALEWA Groupに加わる。
- 2005年
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- ・「Snow Leopard」を新しいロゴとして導入。
- 2007年
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- ・絶滅の恐れがある「雪豹 / Snow Leopard」保護のために「Snow Leopard Trust」とパートナーシップ開始。
- 2008年
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- ・Quick Step In Systemのブーツシステムを開発。TLTビンディングのより簡単でスピーディな使用が話題となりユーザーが急増。
- 2009年
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- ・Dy.N.A.山岳スキーレース用ブーツを開発し、ISPO賞獲得。
- 2010年
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- ・革命的なスキーツーリングブーツ「TLT５」を発表。ビンディングにおいても当時の世界最軽量111gの「Low Tech Race」を発表。
- 2014年
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- ・2月に「International Federation of Mountain Guides Associations（IFMGA：国際山岳ガイド連盟）」と長期間にわたる提携を発表。
- ・ 世界最高の山岳ガイド達のDYNAFIT製品に対する信頼の証となる。
- ・ ピエール・ジヌー氏との共同開発により、世界最軽量の「RC1ビンディン（57g）」と「RC1ブーツ（500g）」を発表。
- 2017年
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- ・株式会社レクザムが、日本国内においてDYNAFIT製品の販売を開始。